「消防士からの転職を考えているけど、なかなか勇気が出ないんだ」
「消防士からの独立を考えているんだけど、未来のことが心配で行動が進まないんだ」
こんなことを考えたことはないですか?
その気持ちよく分かります。
私も消防士を辞めようと考え始めたときには、
「ボーナスが出るからもう少し待とう」
「今はまだそのときじゃないからまだ待とう」
何度もそのようなことを思っていました。
でも、辞めてから1年半以上が経過して、あのとき決断していなかったら今もこれからもずっとチャレンジがしづらい環境でうずうずしていたのかもしれないと思うとちょっと怖くなるんですよね。
だからこそ今回は
・転職や独立に向けて勇気が出ない人
・転職や独立を考えているけど、なかなか行動に移せていない人
にご覧いただき、一緒により良い人生を作り上げる機会にしていきたいと思います!
転職や独立を考えているのに行動できない4つの理由
転職や独立を考えいてるのに行動できない人の多くは「行動したいと思っていても行動できない」と話している人が多いです。
基本的にその理由は
・未来に対しての不安や不満が漠然としすぎている
・行動したいけど、 ” なぜ ” 行動するのかを探している段階
・何から始めていいのかわからない
・転職や独立する ” 自信がない “
の4つに分けることができます。
では、少しづつ解説していきます。
未来に対しての不安や不満が漠然としすぎている
「現役消防士をされているあなたは、あなた自身の未来にたいしてどのような不安や不満を抱えていて、どうなりたいと思ってますか?」
この質問に対して、
・具体的に
・未来をイメージできている状態
・どうなりたいのか
・どう在りたいのか
などの答えがすぐに出てくる人は少ないのではないでしょうか?
まずはこの部分をしっかりと明確にすることが大事です。
人は危険な状況を避けようとする生き物です。
未来の状態が危険だということや、このままではまずいと感じた瞬間から行動を変えることが可能となるので、未来に対しての不満や不安を明確にしましょう。
未来に対しての不安とその要素を明確にする
先ほどの質問に対する答えを明確にするために、未来に対してどのような不安を抱えていて、どのような要素が隠れているのかを細かく紐解いていきましょう。
漠然としている不安感や不満感が明確になってくればOKです。
不安や不満が明確にならないと人は基本的に動きません。
人はコンフォートゾーンと呼ばれる安心安全な場所に留まろうとする力が働きますので、安心安全ではない場所を明確にしておくと行動が主体的で、スピード感も増します。
未来への期待を明確にする
次に未来へのあなた自身の姿を言語化して、どのようなことに期待しているのか、何がその期待感を生んでいるのかを明確にしましょう。
ワクワクするような感覚や、本当に欲しいと思える未来の姿をできるだけ明確にイメージして言語化してみましょう。
回避するための行動なのか、主体的な行動なのか
以上の2つを言語化できたら、
あなたにとって「回避するための未来なのか、主体的に欲しい未来なのか」を明確にしましょう。
回避するための未来が欲しいのであれば、保守的である公務員をしながらできることを考えた方が確実に安定を保ちながら生活をととのえることができますが、大きな成果や結果を生み出すことは難しいです。
主体的に欲しい未来なら、できる限り欲しい未来のイメージをもっと明確にして、行動を作っていきましょう。
行動したいけど、 ” なぜ ” 行動するのかを探している段階
実際に行動しようとしても、私はなんのために、なぜ転職や独立に向けて行動したいと思っているのかが分からずに行動がストップして、そのままになってしまった経験はありませんか?
もちろん目指す先は転職や独立かもしれませんが、
” なぜ ” 転職をしてより良い環境が欲しいのか
” なぜ ” 独立をして仕事を作ってみたいのか
あなたにとって、独立することや転職をすることは ” どのような ” 意味があるのか?
ということが明確になっていない可能性があります。
” なぜ ” ? や ” どのような ” とは、転職をする、独立をする「目的」のことを指します。
なりふり構わず行動できる行動力も大事ですが、目的を明確にすることでその行動を長期的に継続力のある行動力に変化させることが可能となります。
” なぜ ” を明確にするには言語化が大事
実は、目的を明確にすることって簡単ではないんです。
なぜかというと目標として、「資格を取得する!」とか「〇〇歳までに〇〇をする!」みたいなことを決めることはたくさんあると思うのですが、「なんのためにそれをするのか」「なぜそれをしたいのか」ということまで言語化している人は少ないからです。
ではこれがあなた自身の人生を軸として考えてみましょう。
「あなたの人生において、なぜ転職したいと思ったのですか?」
「あなたの人生において、なぜ独立したいと思ったのですか?」
この部分を明確にすることが大事です。
何から始めていいのかわからない
「転職・独立を視野に入れていはいるんだけど、何から始めていいのか分からない」
という悩みを抱えている人は、少なくありません。
なぜかというと、あなた自身が知らない新しい世界に飛び込もうとしているので、何から始めていいのか分からないことなんて当たり前なんです。
では、行動できていない人向けに2つ解説します。
本を読む、調べる
この2つは、もっともコスパ良く始めの初動を支えてくれるものになっています。
本1冊2000円もあればそこそこのビジネス書籍を購入できますよね?
また、調べることに関しては、スマホさえ契約していれば世の中のほとんどの情報を取得することができます。
できることから少しづつ積み上げていくことが大事です。
興味のあることを可視化する
本を読むのはいいけど、何を読めばいいかわからない!
調べるのはいいけど、何を調べていいかわからない!
という方に関しては、まず興味のあることを可視化してみましょう。
経営者、カフェの店長、ITエンジニアなどなど
日本にある職種はすでに1万7000個以上もあると言われています。
なんにでもなれる時代なので、まずは興味のあることをとにかく可視化して、その中に興味がある順に優先順位を付けてみることがおすすめです。
転職や独立する ” 自信がない “
あなたには、今まで死ぬ気で頑張って乗り越えてきた経験や、本当に困難だと感じたことを乗り越えてきた経験はありますか?
もちろん、中にはこのような経験をしていなくても根拠のない自信を持ってる人はいます。
しかし、今この記事をご覧になっているということは、何かしら行動に対して制御しているあなたがいるということですよね?
「正直、稼げなかった時のことが心配でたまらない」
「スキルも知識もまだ無いから独立や転職に自身がもてない」
などなど
このような方の多くは ” 自信がない ” ということに気がついていないだけなんですね。
では、自信をつけるためにはどうすれば良いのか2つ説明します。
小さな成功体験から積み上げる
社会人になってから、小さなことでもいいので、チャレンジをして成功体験を積むことがありましたか?
社会人になるまでは、
「こんなことがしてみたい」
「資格を取って活かしたい」
とかのことから、大学や高校の受験で成功体験をしたり、ちょっと難しい資格試験にチャレンジしたりしたことがありますよね。
しかし社会人になると、仕事が忙しくてなかなか手をつけなかったり、緊急性がないから蔑ろにしてきたりしていないでしょうか?
小さなことでもできるようになることで、次もやってみようなかな、もう少しやってみようかなという可能性を自分自身の中に生み出します。
だからこそ、小さな成功体験を積み重ねることで、新しい自信が生まれます。
知らないことを知る
対戦相手の姿や攻撃方法が分かっている状態でスポーツの試合に臨む
のと
対戦相手の姿や攻撃方法が分からない状態でスポーツの試合に臨む
のでは、どちらが戦略を練りやすいでしょうか?
明らかに前者の方が戦略を組んで、しっかりと対策をして、イレギュラーが起きても攻略することができそうですよね。
だからこそ、行動する前の下調べや戦略を練っていくのは大切なんです。
勇気を出して1歩踏み出しましょう。
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