【名前】星野 良太
【生年月日】1994/12/8
【経歴】国士舘大学 理工学部建築学系
東京消防庁
ON/CORE COACHING 代表
兼 消防コーチング協働運営
【夢】
理由が明確ではないけど、
今の現状に満足できていない消防士の
「やりたくないこと」と
「本当にやりたいこと」を明確にして
ヒラメキと不安な一歩を一緒に楽しむこと
元東京消防庁の消防士であり、現在は1人のライフコーチとして仕事をしている ” ほっしー ” こと、星野良太です。
このページを見てくださったということ、少しでも私に興味を持ってくれたと確信しています。
ここでは、私の今までの人生と、なぜ消防士をやめてコーチングという世界で生きることにしたのか、そしてこれからの夢について話しています。
少し長くなりますが、ぜひお付き合いくださいね!
なんで消防士になったの?
私は、小さなころからいろんなスポーツをしていて、柔道、サッカー、バスケ、スキーと本当に体を動かすことが大好きだったんだ。
でも、今まで目につくような成績を残したことがないから、将来はプロ選手を目指すよりも体を主体とした仕事をする方がいいのかな〜なんて思っていることもあったんだ。
大学生になるときには、スポーツもしながら大学生活を楽しく過ごせればいいかな〜とか、親の経営している会社が建築関係だからとりあえず建築でも学んでおくか、ぐらいの軽い気持ちで大学を選んで将来のことなんてまるで考えていなかったんだ。
頭の中にあるのは、体を動かすことばかりの、いわゆる ” 脳筋 ” だったんだよね。ww
そんな大学生活を送っている側で、実は地元の消防団に入ることになったんだ。
地元の古くからお世話になっていた1回りも違う先輩に誘われて、「頑張れば報酬も入るしお小遣い程度になるから一緒にやろうよ」なんて甘い言葉に誘われて、大学1年生の9月ごろに軽い気持ちで入ったんだよね。
でも、月日が流れて就職活動の時期になってきたときに「今まで消防士を近くで見てきてかっこいいと思ったし、体を使った仕事でもある。しかも、大学の勉強で得た知識を生かせるし、給料は安定していて、なんかモテそう!」と、様々な条件が重なったことから、真剣に消防士を目指し始めたんだ。
でも、そこからが大変だった。
勉強なんてまともにやったことがなかったので、「どうやって勉強したらいいのかわからない」「勉強する時間が苦痛で仕方ない」という気持ちの方が大きかったから、大学4年生の時にはあっさりと不合格になってしまったんだ。
この時に初めて「今ここで私の望んだ人生を諦めるなら、この先もずっと諦め続ける人生になってしまう」と人生に対しての恐怖を感じたんだ。
そこから就職浪人を決意して、「しっかり勉強はした。これならいける。」と、当時は確信していたんだけど、実際に蓋を開けてみると不合格だった。
正直、この結果を受け止めるためには結構時間がかかったんだ。
それでも、やっぱり諦めたくなかったから、決意の就職浪人2年目を行うことを決意して、親にも再度頭を下げたんだ。
この1年間は、本当に死に物狂いで勉強したよ。
多分受験までの総勉強時間は、3000時間を超えるほどやった。
そして試験に合格することができたんだ。
これを経験して、 ” 挑戦し続ければ絶対にうまくいく ” ということを学ぶことができた。
こうして、晴れて東京消防庁の消防士になることができたんだ。
消防士という仕事の中で、傷病者の方から教わったこと
消防士になってからは、半年間の消防学校での厳しい教育機関が始まった。
でも、私にとってはとても楽しい半年間だった。
なんと言っても、どうしてもやりたかった仕事だったし、当時の仲間にもいろんな面で支えてもらったことから本当に厳しくも楽しい半年間だったんだ。
半年が経つと、各所属(いわゆる〇〇消防署)に配属されるんだ。
ここからは、本当の現場に行き、心臓マッサージをしたり火を消すことになるので、仕事の内容としては今までになかった刺激だったことから、多くのことを学ぶことができたんだ。
特に大きな影響を与えた現場が、PA連携と呼ばれる救急現場だった。
配属されてから2ヶ月ほど経った頃の現場だったんだけど、初めて傷病者が縄を使って自ら命を絶った現場に行ったんだ。
あまりにも衝撃を受けたので、今でもその時の情景が浮かんでくるんだよね。
その時にいろんな感情が芽生えたんだ、
「この人はどんな思い出最後を迎えたのだろうか」
「私は、この人が生きたいと願っていた今を、思いっきり生きていることができているだろうか」
「私自身が死に直面した時に、悔いはなかったと言い切れるだろうか」
こんなことを考えた時に、今の私自身の状態が最高ではないことに気がついた。
それと同時に、その傷病者の方から
「もっと自分自身の人生に向き合った方がいい。今ある命は1回しか生きることができないから。だから、命はとても大切で尊いものなんだ。」
ということを学ばせてもらった。
そして、当時の現状の未来に、私自身が最高な状態でチャレンジしている人生を想像できているかと言われれば、そのような想像が全くできなかったんだ。
また、この体験を通じてわかったことは、何年もかけて消防士になったけど、消防士になることが目的になってしまっていて、消防士になってからのビジョンを全く考えずに就職してしまっていたことが今となっては分かるようになった。
なんで消防士を辞めてコーチングをしようと思ったの?
そんなことから転職は考えていたんだけど、この段階では消防士という仕事を離れる気になれなかったんだ。
なぜかっていうと、その先のやりたいことがわからなかったから、今大きく動いてもまた同じ結果になってしまうと感じたからだったんだ。
だから、いろんなことに取り組んだんだ。
建築学を学んでいたことから一級建築士試験に挑戦したり、パソコンの知識をつけることができるかと思ってブログを初めてみたり、たくさん知識を付けようと思って本を読みあさったりしてみた。
その中の1つにたまたま「コーチング」があったんだ。
始めのうちは、
「ん?コーチングってスポーツ教えてくれる人じゃないの?」
と思っていたんだけど、調べて、実際に受けてみたことで少しづつ認識が変わっていったんだ。
「コーチングとは、思考を刺激し続ける創造的な対話を通して、クライアントが自身の可能性を公私において最大化させるように、コーチとクライアントのパートナー関係を築くこと」
だったんだよね。
確かに、スポーツにおいてもコーチとの関係性やメンバーとの関係性が大切になってくると思うんだけど、それを仕事や私生活の面でも行うことができるのかと考えた時に、
「コーチングを本格的に仕事にすることができれば、関わった多くの人の最高な瞬間を作り出すことができるのではないか」
と考えたことから、コーチングを生業にしてみたいと思うようになったんだ。
ただし、いろんな問題が生じたんだ。
それが、適応障害の発症だった。
ちょうどいろんなことが重なってしまったんだ。
①消防署内での事故が多発したことから、消防署と出張所を2ヶ月ごとに移動させられていたことで人間関係をうまく作ることができなくなってしまったこと
②充足人数の不足から休暇をもらうことができず、一級建築士とコーチングの資格の勉強に通う時間を作れなくなってしまったこと
③悩んでいることを吐き出すことができる人がいなかったこと(誰かに話すと職場全体に話が広まってしまうため)
④一級建築士の資格をとりにいったのにもかかわらず、私の同期が希望部署に行ったこと
このままではまずいと感じたこと、コーチングと出会って人のサポートをしてみたいと考えるようになったこと、そしてもっとチャレンジしていきたいと感じたことから、このタイミングで独立して仕事をしていこうと決意したんだ。
もちろん、いろんな不安はあったよ。
「今までのように安定してお金を稼ぐことはできないかもしれない」
「コーチングなんて、あまり知られていない仕事をしていると悪徳マルチとか思われるかもしれない」
「2年間も頑張って勉強した消防士という肩書を無くすことになる」
それもで、傷病者の方の声を思い出した時にやりたいことにもっとチャレンジして、自分自身の人生を最高だったと思えるようにしたいと考えたことから、2021年3月31日付けで退職をして、セカンドキャリアを歩み始めたんだ。
消防士を辞めて、コーチングで独立してから
まだ独立して2年目ではあるんだけど、ここまでの歩みを話していくね。
初めの頃は勢いもあって、正直なんとかなると思っていたんだ。
でも、正直そんなうまくいくことなんて一切なかった。
退職してからすぐに感染症にかかって何もできない時があったり、ビジネス的な知識が全くのゼロだったので、どうやって集客すればいいかわからないし、広告さえ出しておけば誰からか連絡が来るだろうぐらいに思ってたんだ。
でもそれは幻想で、一切そこからクライアントが来ることはなかった。
だから、本当はやりたいことが他にもあったけど、まずはジビネスとしての仕事をしっかり学んだんだ。
そうすると、少しづつクライアントがついてくれたり、今でも一緒に仕事をしてくださっている方々が仕事を振ってくださったり、本当にありがたいことに少しづつ起動に乗ってきているんだ。
2021年4月には心理学コーチング協会の認知行動コーチを取得
2022年8月にはCO−ACTIVE COACHを取得
することもできたんだ。
コーチとして
自己紹介のところにも私のコーチングで叶えたい夢について簡単に書いているんだけど、
理由が明確ではないけど、今の現状に満足できていない消防士の
「やりたくないこと」と「本当にやりたいこと」を明確にして
ヒラメキと不安な一歩を一緒に楽しむ
これが私がコーチングを通して叶えたい夢なんだ。
私たちの未来に関して、確証を持って断言で切ることって困ったことにほとんどないよね。
だから、みんな未来に対して不安を抱えているんだと思う。
でも、それをどうにでも変えることが一つだけあると思っていて、それが私たち自身が私たち自身の手でヒラメキと行動を頼りに未来を切り開いていくことだと思っているんだ。
だからこそ、私はコーチングを通してこんな夢をもっともっと大きくしていきたいんだ。