コンフォートゾーンを抜け出す、コンフォートゾーンをずらすことができれば、あなた自身の行動も環境も未来までもが、あなた自身の手で変化できることを知っていますか?
「目標を持ってはいるけどなかなか行動することができていない」
「チャレンジするために一歩踏み出そうとしているけど、なかなか勇気が出ない」
ということは、よくあることです。
しかし、
「エネルギーが有り余っていて、もっとチャレンジしたいことがたくさんある!」
という方にはとてももったいない状態でもあると思います。
ということで今回は、
・目標を持ってはいるけどなかなか行動することができていない
・チャレンジするために一歩踏み出そうとしているけど、なかなか勇気が出ない
・エネルギーが有り余っていて、もっとチャレンジしたいことがたくさんある
と思っている方向けに、コンフォートゾーとは何か?そして、コンフォートゾーンをずらして、抜け出すためには何をすれば良いのかを解説していきます。
コンフォートゾーンとは?
コンフォートゾーンとは人為的に作られる心理状態で、中にいれば「安心」が得られ、外に出ると「不快さ」を感じる “メンタルエリア” のこと
コンフォートゾーン = あなた自身の安心安全だと感じる領域
となります。
今いる場所は比較的安心安全な場であることから、すでに知っていることや経験してきていることを元にして、力を発揮しやすい環境となっています。
しかし、すでに持っているものを一番発揮しやすい環境でパフォーマンスを発揮しているので、新しい学びや成長が非常に少ない環境にもなってしまいます。
例えば
- いつも同じ仲間と一緒にいること
- 同じような行動などを繰り返すこと
- 慣れ親しんだ空間的環境 など
あなたが、より高い成長や学びが欲しいと思っていて、理想的なあなたの姿がその先にあるのであれば、コンフォートゾーンになるゴールを高く設定し、ゴールに対して行動していく必要があります。
例えば、
- 新しい人との出会い
- ちょっと不安を感じるくらいチャレンジな行動
- 今の環境をガラッと変えてみる など
※コンフォートゾーンは新しくゴールを設定することで、ストレッチゾーンの中に新しいコンフォートゾーンを作りだし、その方向へと意識が向くようになります。
・コンフォートゾーンとは、あなたにとって安心安全である環境のことを指す
・現状のままいれば、最適なパフォーマンスは出るが、それ以上にはなりづらい
・より高く成長や学びを得るためには、コンフォートゾーンをずらし、現状を抜け出すことが必要
コンフォートゾーンには引力がある(ホメオスタシス )
コンフォートゾーンをずらすことで、今以上の学びや成長を生み出すことができますが、ここで厄介になってくるのが「コンフォートゾーンには引力がある」ということです。
私たち人間は、無意識的に安心安全な環境を好み、恐怖や不安を感じる環境を避けようとする行動をとります。
例えば、
「今の仕事は給料も休日も安定しているから、今の状態を維持しよう。独立や起業、転職はやめよう」
「私にはできなさそうな目標だから、私でも達成できる目標を設定しよう」
と思ったことはありませんか?
人間は安心安全な場所に環境を移そうとする力が非常に強く働くため、安心安全なコンフォートゾーンが今の状態にあるということは、より高い成長や学びが欲しいと思っていても、なかなか行動やモチベーションが上がることはありません。
これが、コンフォートゾーンに働く引力であり、「ホメオスタシス 」と言って、異常な状態を元に戻そうとする力になるのです。
ということは、高いゴールを設定し、そのゴールをあなたの新しいコンフォートゾーンにすることができれば、「今のままではまずい!」という危機意識が生まれ、行動を起こすことができるようになります。
・コンフォートゾーンには引力が働いており、自分自身を安心安全な環境に戻そうとする力がある
・コンフォートゾーンを高く設定できれば、その引力が現状の外側に抜け出していく力になる
高いゴールの設定と、コンフォートゾーンをずらし、抜け出すためには
高いゴールの設定と、コンフォートゾーンをずらし、抜けだすことができれば、理想的なあなたの姿をあなた自身の手でつかむために行動することができるようになります。
では、高いゴールの設定と、コンフォートゾーンをずらし、抜けだすためには
- 本当になりたいものを、できるかできないか関係なくリアルにイメージする
- 今の自分自身なら達成していると信じ込み、リアルにイメージする
- ゴール達成のための必要なことを明確にし、収集する
- あなたのゴールを言葉にして体験する
本当になりたいものを、できるかできないか関係なくリアルにイメージする
本当になりたいもの、本当に欲しい未来をイメージするときによくあることが
「私にはできそうにないから、ちょっと低めの欲しい部分を設定しよう」
とする方いるのですが、これは明らかな間違えになります。
その理由は、本当になりたいもの、本当に欲しい未来ではない可能性が高いので、コンフォートゾーンがずれていない証拠です。
だからこそ、
「今のあなたではゴールの達成ができないくらい大きなゴールをリアルにイメージする」
ということが大事になります。
また、リアルにイメージするのはスポーツを考えてみて欲しいのですが、
「イメージをしたことがない、動画などでも見たことがないプレーを、あなた自身はできますか?」
できないですよね。
だからこそ、できるだけリアルにイメージする必要があり、リアルなイメージができれば、ゴール達成までに必要なことを集めることができるようになります。
・「今の私なら達成できそうだから」という理由ではコンフォートゾーンはずれにくい
・コンフォートゾーンになる場所をリアルにイメージすることが重要
・リアルなイメージができると、その場所にいくための手段を探し始める
今の自分自身なら達成していると信じ込み、リアルにイメージする
先ほどの、「できるかできないかではなく」というのにつながるのですが、あなた自身があなたの価値を理解して、「できる」と思うことがとても重要です。
そして、ゴールと同じように「できたときのあなた自身をリアルにイメージすること」が重要になってきます。
ゴール設定のリアルとあなた自身のリアルとを明確にできれば、コンフォートゾーンが大きくずれてくる可能性が高くなります。
・あなた自身の価値や強みなどを理解し、絶対にできると思うことが重要
・その価値観や強みを生かしたことで生まれるゴールのイメージをリアルに高めること
ゴール達成のための必要なことを明確にし、収集する
コンフォートゾーンがずれた時に起こるのが、無意識になっていたことが意識的になることです。
例えば、
遠足の前の日は勉強をする気なんてさらさら起きずに、お菓子やお弁当などのことを考えますよね?
しかし、受験生となると話は別になって、勉強以外のことは手に付かなくなりますよね?
というように、意識がゴールに向くことによって、今まで無意識だったことに視線が動いていきますので、ゴールを達成するために必要なことを集めることができるようなります。
よく言われているのは、「できない理由を考えるよりも、できるようにする方法を考えよう」というのも、このコンフォートゾーンに隠れている内容です。
また、ゴールを達成するために必要なことを集めることと同様に、環境を手に入れることも同様になります。
・ゴールに対しての意識が強くなればばるほど、今まで無意識だった戦略や視点に意識的になる
・一般的にいわれている「できる理由を探すこと」というのがコンフォートゾーンに繋がっている
・ゴールのために環境を変えることは、もっとも手軽な手法の一つである
あなたのゴールを言葉にして体験する(セルフトーク)
普段から夢や、希望、目標などを言葉にできていますか?
これは、誰かに伝えなければならないということではなく
「夢を追っている、目標を達成したいと考えているあなた自身が、あなた自身に対して発している言葉」になります。
言葉にはポジティブな言葉とネガティブな言葉がありますが、
ポジティブな言葉
- 私ならできる!
- 集中!
- やってやる!
などの言葉を、あなた自身に向けて発することや
- 私の夢は〇〇である
- 私のゴールは〇〇である
- 私はこうなりたい
などの未来のことを語ることによって、人間の右脳が軽い覚醒状態になることが研究でわかっているので、しっかりと言葉にすることがとても重要です。
・セルフトークによって、右脳の錯覚状態が起こるため、モチベーションをあげやすい
・セルフトークによって、自分自身のイメージをリアルにすることもできる
・しっかりと言葉にして、意識的になることが大事
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