
本日は
「公務員の試験区分とその違い、人生でその選択は最適ですか?」
ということで話していきます。
私のブログ(元公務員)では私が元公務員としてこれから役に立ちそうな内容や、公務員のセカンドキャリアなど、公務員の方向けに記事を書いていくことができればとお思っています!
もちろん、公務員でない方でも楽しめるように書いていきます!
私のキャリアは、元消防士(2年半)→個人事業主(ライフ・キャリアコーチ)と、まだまだ社会人の経験としては低いですが、公務員を辞めるとどうなるのか、どんなことが起きるのかなどについての話をしていきます。
さらに、いつもは真面目な話しばかりをしているように感じますが、消防士時代に作っていたまかないのメニューや、小ネタなどについても話しをしていければと思います。
記事の中で、「これは違う」と思われることもあるかもしれませんが、経験してきた一個人の意見としてみていただけると嬉しいです!
さらに、私はコーチングをしております。
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それでは本題!
みなさんは、公務員の採用について知っていますか?
受けたことがないと知らない人も多いですよね。
ということで、本日は「公務員の採用区分とメリットデメリットについて」話をしていきます。
主に消防や警察などの分野に放ってしましますが、これは国家公務員でも地方公務員でも変わりはないと思っていますので、是非公務員という枠組みの中で考えていただけるといのかなと思っています。
是非、これから新卒での公務員を目指している方や、転職での公務員を目指している方は見ていただけると嬉しいです。
それではいきましょう!
なぜ採用区分を気にした方がいいのか
そもそも公務員の試験に採用区分があるのはご存知でしょうか?
東京消防庁や警視庁だと専門・一類・二類・三類と分けられていたり、事務員の一類・二類・三類と分けられていると思います。
ではこの採用区分にどんな違いがあるのか簡単に説明をすると・・・
専門・・・化学・電気・建築・法律などなど専門分野の強みを生かして職務に当たりたい人
大卒見込み以上またはそれと同等以上の資格を有する人(短大卒を除く)
一類・・・大卒見込み以上またはそれと同等以上の資格を有する人(短大卒を除く)
二類・・・おおよそ短大卒業年齢以上の人
三類・・・おおよそ高校卒業年齢以上の人
こんな感じになるのではないかと思います。
これだけでも、ふるいにかけられていることがわかるでしょうか?
では、それぞれのメリットとデメリットに移っていきましょう!
なお、各自治体や組織によって違いがあると思いますので、詳しくは希望の場所のホームページをご覧になってください!
専門
化学・電気・建築・法律などなど専門分野の強みを生かして職務に当たりたい人
大卒見込み以上またはそれと同等以上の資格を有する人(短大卒を除く)
メリット
まず、確実にあなたが持っている専門的な知識を使うことができます。
場所によってもその特性は異なり、消防で言えば、化学の専門知識があれば化学機動中隊や消防技術安全場などの場所で化学的な知識を使って仕事をすることができます。
また、自身が希望を出すことによって、救助隊や救急隊など別の場所で勤務することも可能となります。
※ただし、各組織での資格を必要とする
また、給料の関係でも一番多く支払われるのがこの区分での特徴で、3類と比べると基本給はおおよそ5万円ほどの差があります。
では単純に年間計算でいくと、約60万円の差が生まれます。
さらに、幹部候補生に設定されていることが多いかと思います。
デメリット
基本的にはないと思っていて、専門分野が採用区分にあるのであればこの区分での入庁がおすすめです。
しかし、少しだけ懸念点もあり、比較的本庁業務に回されやすいのではないかという噂話があります。
というのも、他の区分の人と比べてやはり能力が高く、幹部候補生となるのでどうしてもそう言った場所に行くことも頭に入れておかなければいけません。
一類
大卒見込み以上またはそれと同等以上の資格を有する人(短大卒を除く)
メリット
この区分も、一応幹部候補生として扱われている感覚があります。
特に、この区分になると様々な年齢の人がおり、私はこの区分での採用だったのですが、消防学校時代のクラスの最高年齢は確か採用年齢ギリギリの人ではなかったかと思います。
転職者も多く、民間の経験者も多くいらっしゃるので、いろんな視点の集まりやすい区分ではないかと思います。
しかし、この区分では全員が幹部候補生ということではなく、学校内での成績優秀者で昇進意欲のある人が選ばれているのではないかと思います。
故に、退職まで現場にいる人や、隊長職での退職者や消防署、警察署幹部が多いのではないかと思います。
※ただし、警視庁の場合キャリア採用とノンキャリア採用があるので注意してください
また、昇進していくのも専門区分での人に次いで早いので、正直私はこの区分まではありだと感じています。
デメリット
この区分でのデメリットは特にないのではないかと思います。
ただし、試験に合格せずにずっと同じ階級にいると年下の人たちにどんどん抜かれていってしまうので、そういうことでの緊張感は持っておくべきであると私は思っています。
年下、後輩から指示されるのって相手もやりづらいと思います。
二類
おおよそ短大卒業年齢以上の人
※現在警視庁の中にはありません
メリット
正直、私はあんまりないのではないかと思います。
三類の人よりも給料が若干高く、昇進試験を受けることができるのが若干早い、このぐらいしか思いつきませんでした。
給料がちょっとだけよく、退職まで現場の人間として働く意思が硬い方にはいいのかもしれません。
その他何かこれがあるよ!っていうものがあればコメント欄にコメントくださると嬉しいです!
デメリット
幹部候補生にはならないと思いますので、昇進を目指していくのは正直どうなのかと思う位置づけになってしまうことです。
おそらく、小隊長・中隊長ぐらいまでは上がることはできると思いますが、それ以上の階級を目指すのであれば絶対に一類以上の階級での受験がいいでしょう。
※スキルや能力によってはあり得ます
三類
おおよそ高校卒業年齢以上の人
メリット
二類同様、退職まで現場の人間でいるんだという強い意志がある方にはおすすめです。
基本的に昇進の期間が一番長くなる区分ですので、昇進していくには結構時間がかかります。
消防機関でしか知らないのですが、ある一定以上の階級になると消防車に乗ること、消防車を運転することがなくなりまう。
それを回避したければこの区分が良いのではないでしょうか?
※しかし、基本的に昇進していかない人はいろんなことをいろんな方面から突かれますので、それは覚悟しておいた方がいいのではないかと思います。
ほっしーのおすすめは、圧倒的に一類以上での合格
これは、この項目の通り他ならないです。
まず初めに、大学生になるということがあります。
日本の資本主義社会において、どうしても最終学歴の壁というものがあります。
もし、あなたが転職したいと感じたとき、確実に大学卒業の方が選択肢の幅が広がります。
会社によっては大卒以上でないとエントリー資格すらない会社もありますよね?
ということは、大学受験面倒くさいから、早く消防士・警察官になりから、給料欲しいからこのような理由であれば尚更です。
あなた自身の幅を自分自身で狭めてしまうのは本当にもったいないので、大学生になってから公務員になりましょう。
しかも、先ほどもお伝えした通り、基本給だけでも年間60万円ほどの差額が出てきます。
さらに、ボーナスも含めるともっと増えます。
ちなみに、私の給料明細は出しませんが、私の1年目の基本給と高卒の先輩の基本給はほとんど変わりなかったように感じます。
では、退職までの期間で比べるといかがでしょうか?
ましてや、基本的には昇進するごとに給料は上がっていきますよね。
このように考えていくと、一類以上での受験がおすすめだということができますよね。
これからの公務員について
ここからは完全に推測になりますので、ご自身で調べたり、考えたりすることで判断してください。
私の考える今後の公務員についてなのですが、基本的には少なくはなっていくと思います。
というのも、年々受験者数は減少していきますのでまず公務員(消防・警察)を目指してくる人が減少しているということがあります。
さらに、倍率に関しても年々下がっているので、受けるのであれば数年前よりはだんぜんおすすめできます。
ではここで一つ問いかけてみたいとおもいます。
「あなたが本当にやりたいことは、公務員(消防士・警察官)ですか?」
これは、結構難しい問いですよね。
じゃあ、こういう言い方はどうでしょうか。
「公務員(消防士・警察官)になるにあたってどんな志を持って日本、東京都、配属地域に自分の時間(命)を捧げることができますか?」
これは難しいですよね〜
正直私は、安定、憧れ、誰かを助けたいという気持ちで採用されました。
でも、これも机上の空論でであったことが、コーチングに出会ってわかりました。
もちろんその気持ちはあったのですが、でも心の底にいたのは本当にやりたかったことがないという自分でした。
だからこの記事を読んでいる人に伝えたいです。
「心の底からこれがやりたいと言えるものはありますか?」
もし、無いのであれば学生であっても、社会人であっても、コーチングを受けることをおすすめいたします。
おそらく、公務員の試験対策をしている会社などでやっている自己分析表みたいなものではかなり難しいと思います。
自分自身との対話となりますので、本当に自分と向き合うということは、自分自身の嫌な部分、スキではない部分とも向き合うことになります。
もちろん、クライアントがおんぶに抱っこの状態ではいけませんんが、そのときにコーチがいるだけで、話ができる安全な場所が出来上がります。
一度活用してみると、見えなかった自分自身のことが見えますので一度受けてみるといいと思います。
さらに、これから消防組織にもコーチングが介入していく可能性があるので、知っておくと、組織での新しい取り組みにも参加できる可能性があります。
最後に
ここまで読んでいただきありがとうございました!
いかがでしたでしょうか?
採用区分によっていろんな違いがありますよね。
ですので、しっかりと長い人生を考えて採用区分を選び、消防士となることをおすすめいたします。
人生は一度きりです。
あなたの人生で一番若い日は今日です。
ぜひ、本当に自分の人生、自分の内面と向き合ってみてください!
心から消防士として働きたいと言えたときには、ぜひ試験を受けてみてください!
また、公務員に向いている人、いない人の記事も書いていますので、こちらとこちら参考にしてみてください!
それではまた!
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