本日は「公務員におけるコミュニケーションの改善について話します、組織・チーム・人間関係に良い影響があります」
ということで話しをしていきます。
私は、2021年3月までは東京消防庁の消防士として仕事をしていましたが、新しいことに挑戦したいという気持ちから消防士という安定した職場を離れました。
そんな現在は、コーチングとブロガーをしています。
コーチングとは、「クライアントが主体的に深く考え行動できるように、対話をして支援すること」です。
コーチングを受けることで、あなたの目標達成能力や、幅広い視点で物事を捉えたりする能力が向上します。
発見・挑戦・成長・変化・目標・充実
これらの言葉にピンときたた私の運営するコーチングサービスへのご連絡をお待ちしております。
以下に「ON/COA」のホームページおよび、notoに詳しく概要を書いていますので、ぜひご参考にしていただけると嬉しいです。
ON/COA:http://on-coa.com
noto:https://note.com/ryota_lifehack/n/nc6fb7e3b5ef0
それでは本題!
皆さんは、コミュニケーションについて考えたことはありますか?
公務員はどの機関もかなり閉鎖された環境で働いている方が大勢いらっしゃいます。
そんな中で、職場のコミュニケーションを活性化させましょうと言われることも少なくないと思うのですが、具体的にどんな取り組みをされていますか?
コミュニケーションを積極的にと言っている割には、特段対策をしていたり、研修をしている場所はかなり少ないのではないかと感じます。
そんな中で、どんな取り組みが必要になってくるのか、どうすればもっと活性化していくのかについて話します。
コミュニケーションを活性化させることができれば、職場の環境も変化していく可能性がありますので、会議の際にはぜひ提言していただきたいと思います。
それではいってみましょう!
コミュニケーションの活性化に必要だと感じること
- コミュニケーションが本当に大切だということを認識すること
- あえてコミュニケーションをとる時間を作ること
- コミュニケーションは1on1も、チームでも行うこと
- コミュニケーションにはルールを設けること
- お互いが真剣に、敬意を持って話を聞く姿勢を持ち続けること
コミュニケーションが本当に大切だと認識すること
まずは、コミュニケーションをとることが大事であると言っていますが、どんな部分に感じていますか?
これをしっかりと認識することから始めて行きましょう。
もちろんコミュニケーションが取れなければ、仕事の申し送りや、何かの伝達事項が伝わらなかったりするので、必須にはなってきますよね。
では、仕事の効率をもっとよくして、より早く帰るための仕組み作りや、より仕事に対して面白さを感じながら勤務している方が増えれば職場の環境はどうなりそうですか?
これが本当に実現できると、より職場での仕事が楽しくなりますし、セクハラ・パワハラの軽減に繋がること、さらには離職率の軽減や人間関係に困る人も少なくなっていくと感じます。
おそらく職場での取り組みとして面談を行なっている場所は多いともいますが、面談ではなく、対談ができる場が必要だと考えています。
あえてコミュニケーションをとる時間を作ること
これは、上記にあてはまっていない組織には、コミュニケーションをあえてとる時間をとることが必要だと感じます。
このような時間をとることによって仕事効率が良くなり、売り上げが伸びた、チーム力が上がった、職員が生き生きしている、職場の満足感が上がっているという効果があると考えるといかがでしょうか?
特に、公務員の世界では売り上げを考えていく必要がなく、職員のモチベーションや職場の環境がよりよくなれば、職員の満足度も同時に高くなっていくのではないかと感じます。
職員の満足度は直結して職場の環境につながると考えていますので、コミュニケーションをとる時間をあえてとり、社会的にも健康な組織を目指して行きましょう。
コミュニケーションは1on1でも、チームでも行うこと
皆さんの職場ではチームでしっかりと話し合いをしていますか?
特に、消防組織の中では大隊・中隊・小隊と言われていますが、大隊では毎当番示達という場所を設けて連絡事項や、火災の時にどうやって動くのかなどの検討会をおこなっていることから、比較的良いのではないかと感じます。
大隊になると20数名になってしまうことから全員で話し合う時間はなかなかないのではないかと感じます。
しかし、中隊になると8人、小隊になれば4人程度にはなるはずですので、この人数であれば1ヶ月に1度は時間を作ることは可能ですよね。
これは、消防職員に限ったことではなく、区役所の職員や警察官にあっても同じです。
小さなチームであってもしっかりコミュニケーションを取っていく必要があると感じています。
1on1に関しては先日も話をしている通り、確実に入れるべきだと感じています。
1on1についての記事を以前出していますので、こちらの記事をご覧ください。
コミュニケーションにはルールを設けること
ルールに関しては、コミュニケーションを行なっていく中で私は重要だと感じています。
もちろんルールがなくても信頼関係ができているのであればいいと思いますが、本当に信頼関係を作っていくのは難しい人もいます。
特に、話をすることが得意ではない人や、とても真面目で周りに気を使いまくってしまう人は信頼関係を作っていくのが本当に大変だと感じます。
そんな時にはルールづけをして、話をできる場を設けることがとても有効だと感じています。
実際に、私は気を使い過ぎてしまうことから、逆に空回りしてしまいあまり上司やチームでの話をすることができませんでした。
そんな中でルールがあったらよかったと思ったわけです。
ちなみに、ルールづけとして有効だと感じているのは
- 話の内容はこの場だけのものとすること
- 頭ごなしな言い方はしないこと
- 基本的にはNOを使わないこと(相手の取り方次第では嫌悪感を抱くため)
- 建設的な話をするために全員が積極的に関わること
- この場において相手に敬意をもって話をすること(階級関係なく)
これらはあくまでも例ですが、ルールを導入していくことによって、よりその場に安心感が生まれ、より良いチームづくりや信頼関係の構築につながっていく可能性があります。
ルールに関しては、会社の上司との付き合い方の記事で出していますので、こちらをご確認ください。
お互いが真剣に、敬意を持って話を聞く姿勢を持ち続けること
これは先ほどルールの中にも出してきたのですが、これに関しては本当に必須なものであると感じています。
まず、これができていればパワハラ・セクハラ・いじめなどは起こりづらい組織体制になっていくのではないかと感じます。
本当に目の前の人に敬意を持って話をしていますか?
目の前にある命を本当に大切だと感じて話をしていますか?
これは意識していなければなかなか自然にやることは難しいかと思います。
実際に私も意識していなければできない時もあります。
しかし、これは意識を変えることですぐに変えることが可能です。
日常からできることなので、ぜひ今からこのようなスタイルで話をしてみてください。
おそらくちょっとだけ世界が変わってくるかもしれません。
具体的に変えていく必要がある
今回話をしているこに関して、公務員だけの話ではないと感じています。
実際に、民間の企業でも本当に会話のできてない会社は良くあることです、
「コミュニケーションは積極的に取りましょう」
「コミュニケーションの活性化をしましょう」
もう口だけにしていくのはやめませんか?
具体的に、本質的に、根本的に変えて行きませんか?
本気で考えてみませんか?
もっといい組織づくりしていきませんか?
私は、本気でこのような世の中を変えて行きたいし、もっと多くの人が楽しく、本当に生き生き仕事をして欲しいと思っています。
最後に
最後までご覧いただきありがとうございました!
いかがでしたか?
コミュニケーションに関して今回話をしたことは、まだまだコミュニケーションに必要なことの一部にしか過ぎません。
特に、話を聞く技術でもある「傾聴」には200以上の聴き方があるとも言われています。
もちろん全て覚える必要はありませんが、できることはたくさんあります。
もっといい組織、いいチーム、いい人間関係作ってきましょう!
それではまた!
コメント